禁煙外来

禁煙外来について

 禁煙したいのだけれど、なかなかやめられない。何度も禁煙に失敗してしまう。

 でも、やめたいというあなたの決意さえあれば私たちが万全の体制で応援します。

対象となる方

  • 現在喫煙中の方で、禁煙をお考えの方
  • 病気治療のためにも禁煙が必要な方

喫煙は生活習慣病の大敵!

 たばこの煙には多数の有害物質が含まれています。喫煙すると、ニコチンの作用によって血管の収縮、心拍数や血圧の上昇が起こり、心臓や循環器系に大きな負担を与えます。また、一酸化炭素は中性脂肪や悪玉コレステロールを増やし、血栓をできやすくします。ほかにも、消化器系疾患や脳萎縮、骨粗鬆症など、喫煙は多くの発症、進展と深く関連しているのです。

たばこの2つの依存症

 喫煙は嗜好の問題?いえいえ、実は喫煙は麻薬などと同じ依存症。禁煙するとイライラするなどの症状が現れ、無性にタバコが吸いたくなります。これは体の中のニコチンがだんだん少なくってきたために起こる禁断症状で、あなたが「ニコチン依存症」にかかっている証拠。また、たばこを吸いながらでないと仕事がはかどらないなど、喫煙が習慣化している人は「心理的依存症」に陥っているといえるのです。

診療内容

 意識改革によって禁煙意欲を高め、ニコチン製剤や飲み薬を用いて、「ニコチン依存症」を治療します。

  1. カウンセリング療法

     禁煙成功へのポイントは、まず禁煙の動機づけ。動機が弱いと、一時的に禁煙できても、ちょっとしたきっかけで再び再喫煙してしまうことも多いのです。そこで、当クリニックでは、医師のカウンセリングによって、自身の身体への害だけでなく、家族や職場の人など周囲の人たちへの健康被害を充分に認識してもらい、禁煙への意欲を高めるとともに、意識を改革して「ニコチン依存症」から脱却していただきます。

  2. ニコチン代替療法

     禁煙スタート時には、イライラする、落ち着かないなどの禁断症状があらわれます。ニコチン代替療法は、喫煙以外の方法でニコチンを体内に補給し、そうした禁断症状をやわらげ、徐々にニコチン補充量を減らしていくことによって、無理なく禁煙を成功に導く方法です。

    ■ニコチンガム
     噛むことによってニコチンがゆっくりと溶けだし、口腔・粘膜から吸収されて、血中ニコチン濃度を保つことで、ニコチン切れによる禁断症状を軽減します。禁断症状を緩和すると同時に、「口さみしい」といった喫煙習慣による欲求が抑えられます。

    ■ニコチンパッチ
     皮膚に張ることで、ニコチンが体内に浸透していくようにつくられた医療用ニコチン製剤です。体内に吸収されるニコチン量は、喫煙による吸収量より少なく、しかも禁断症状が出ない量に工夫されています。1日1枚、身体に貼るだけでよく、喫煙欲求が抑えられます。

  3. 飲み薬による方法(チャンピックス)

     チャンピックスは、禁煙のための飲み薬です。
     タバコを吸うと、脳にあるニコチン受容体という部分にニコチンが結合して、快感を生じさせる物質(ドパミン)を放出させます。チャンピックスは、この受容体に結合することで、ニコチンの場合より少量のドパミンを放出させて、イライラなどのニコチン切れ症状を軽くします。また、ニコチンが受容体に結合するのを邪魔して、禁煙中に一服してしまったときの"おいしい"といった満足感を感じにくくすることにより、禁煙を助ける薬です。

外来担当医一覧

午前外来(9:00~12:00)

第一診察室 内科
松井
(第2・4週)

腎臓・糖尿病外来
江端
(第1・3・5週)
内科
芝田
内科
芝田
内科
松井
内科
芝田
内科
芝田
第二診察室 - ロコモ外来
渡邉
- 物忘れ外来
西村
- 漢方・疲労外来
栗山
(第2・4週)

午後外来(13:30~16:00)

第一診察室 スポーツ
整形外科
渡邉
内科
芝田
内科
芝田
- 内科
芝田
-
第二診察室 - - - - - -

お問い合わせ先

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ひとりひとりの要望にきちんと対応できるよう、
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TEL075-691-7766

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