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私が所属している内科には、初診としてさまざまな患者さまがいらっしゃいます。腹痛や風邪のような症状でお越しになる方もいれば、眼や皮膚に異常を感じて来られる方もいらっしゃるなど、内科はいわば診断の“窓口”的な存在ということができます。内科の診療範囲で検査と治療が行える患者さんはもちろん私が担当し、より専門的な見地からの診断が必要と判断すれば、他科で診察を受けていただくことになります。京都九条病院はカルテが全科共通なので、その際の連携もスムーズに行うことができます。
また、糖尿病のような慢性疾患のフォローアップも内科にとっては大切な役割です。 |
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このように、日々“ジェネラル”な役割を果たしている私の専門分野は、内視鏡です。その中でも食道静脈瘤の治療は専門的に行っています。食道静脈瘤とは、食道の粘膜下の静脈が肝硬変などによって瘤のようにふくらんだ状態の疾患で、血管の壁が薄くなっているために大きな食べ物を飲みこんだり、激しく咳をしたときなどに瘤が破れて大出血を引き起こすことがあります。その際に内視鏡を挿入して出血場所を見つけ、内視鏡に装備した針を血管に刺してアルコールを注入するなどし、血管自体をつぶすことによって出血を食い止めるのです。
胃潰瘍によるものなど、消化管からの出血事例はほかにも多数ありますが、なかでも食道静脈瘤破裂による出血の危険度はかなり高く、その止血は専門性が高いといえます。それゆえに、社会的な責任が重大であることをつねに心に銘じています。 |
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内科の領域で私が個人的に取り組んでいるのが胃瘻の管理です。これは口からの栄養摂取が困難な場合に、腹部に通したカテーテルから栄養補給を行う療法です。長時間、強制的に栄養補給しなければならない点滴などとは異なり、朝、昼、晩とふつうの食事をとるように人間本来のリズムで栄養摂取が行えるというメリットがあります。病院外での処置も可能なので、在宅介護面からも大きな期待が寄せられています。
一般的な内科診療、専門とする内視鏡、そして胃瘻、それぞれ取り組み方は異なりますが、しかしどれも私にとって“ライフワーク”といえるものです。これからもいろいろな取り組みがいっそう充実するようにしていきたいですね。 |
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