スポーツ障害について

スポーツ整形外科について

京都九条病院 スポーツ整形部長 渡邉 信佳

スポーツ整形外科とは特にスポーツに関連した怪我、障害をもつ患者さんを対象とする治療分野です。スポーツにより痛める身体の部位は様々ですが、膝関節は、立つ、歩く、しゃがむ、走る、ジャンプするなどの日常生活動作やスポーツ動作において大変重要な働きをします。私共はこれまで膝関節の研究、治療に力を入れて行ってきました。そこでスポーツ整形外科全般の治療をこれまで通り提供していきながら、特にスポーツで傷めた膝関節の治療に貢献できないものかと考えています。

スポーツ人口の中にはプロレベルの方から時々スポーツをたしなむ程度といった方まで多種多様の方々が含まれます。競技スポーツ選手に対して怪我・障害からの早期復帰を支援することはスポーツ整形外科の使命として当然のことです。私共はそれに加えて、裾野が広がってきている中高年のスポーツ愛好家の方々の治療も行いたいと考えております。このような患者さんは、すでに膝に年齢的な変化が起こっていて、痛みなどがある場合があります。ですから、スポーツ復帰という観点からだけではなく、膝関節の症状を悪化させないという観点からも治療を行う必要があります。私共は、これまでの膝関節治療に関する経験を生かして、各患者さんのスポーツレベル、膝関節の状態に合わせたオーダーメイドのスポーツ整形外科治療を行っていきたいと考えています。

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各々の病気と治療について

 靭帯損傷  膝関節の靭帯には主に、以下の4つがあります。
 また、外側側副靭帯は周囲の靭帯、腱などとともに後外側複合体(構成体)と呼ばれています.
 以上の靭帯は膝関節を構成する骨(大腿骨、脛骨、腓骨)同士を連結することにより、膝関節に安定性をもたらしています。治療は大きく手術を行わない(保存的)治療と手術治療とに分かれます

(症状)この靭帯損傷は後十字靭帯損傷などと同時に起こり見逃されることが多く、最近...

(症状)膝関節を曲げた時の脛骨(すねの骨)の後方移動を制御している靭帯です.多く...

関節の中で最も手術治療を行うことが多い靭帯損損傷です

膝の外側からのタックルなど膝に対して外方向の強い力(外反力)が加わり起こります。膝の内側、その多くは大腿骨側で切れており、同部に圧痛を認めます。