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山本院長のこぼればなし、あれこれ。
私は院長の山木垂水と申します。このコーナーは、医療に関することだけに留まらず、私のやっていること考えていることを、ふだん着でお伝えします。
第12話 (平成19年3月30日掲載)
平成18年12月9日(土)、京都九条病院は「第1回京都九条病院病診・病病連携セミナー」を京都東急ホテルにて開催いたしました。当日は師走の、また土曜日の午後という大変お忙しい時間に、また寒い中、約100名の近隣病院や診療所の医師をはじめとする様々な職種の医療・介護の関係者の方々にご参加いただきました。以下に当日のご挨拶の内容を割愛して記載させていただきます。このセミナーをおこなった目的やその内容がすこしでもご理解いただければ幸いです。
われわれのグループには、京都九条病院、介護老人保健施設「マム フローラ」、「マム クオーレ」、訪問看護ステーション・マム、同仁会クリニック、京都市唐橋地域包括支援センター、同仁会疾病予防研究所、メディカルフィットネスクラブSHIN-SHINがあります。要するに救急医療を行う超急性期医療から慢性期における介護事業、またさらにこれから大変重要な位置をしめてくる予防医療にまでグループの有機的なつながりをもって、まさに地域医療の一役を担わせていただいていると考えております。これらの事業には本日お集まりの先生方や医療、介護従事者の皆様から格別のご援助を賜っておるところです。そのような観点から本日のセミナーを開催させていただき、京都九条病院がいまどのように活動しているのかをご理解いただき、今後さらに地域医療に貢献できますようにご指導、ご助言をいただきたいと考えております。本来このような会はもっと早くに行うべきでありましたが私の怠慢のためおそくなりました。今回を第一回とし今後毎年続けていきたいと考えておりますので何卒宜しくお願い申し上げます。

ところでお手元にありますわれわれの病院の広報誌の「讃歌」ですが、患者さんや各種の医療関係者の皆様に職員の顔の見える広報誌というコンセプトのもとに、多くの職員の顔を出してまいりました。私自身はいつも表紙に同じ顔をだしておりまして最初は病院の中を歩くのも照れくさい感じでおりましたが、今では黙っていても多くの患者さんから院長であることを認識していただいているようで、気軽に声をかけていただき、最近ではこのような形で大変よかったと思っています。そういう意味もありまして本日は当院の医師をはじめ多くの職員も参加させていただいております。

さて、われわれの京都九条病院は救急医療というものにこだわって小規模ではありますが日々努力いたしております。われわれの病院は、日本救急医学会から救急科専門医指定施設として認定されており、日本救急医学会の専門医が私を含め6人おります。 また、京都府立医科大学、関西医科大学の学生の救急医学や循環器科の学外臨床実習病院であり、さらに京都府立医科大学の臨床研修医の救急医学の卒後研修病院にもなっております。また京都市消防局の救急救命士に対する気管内挿管実習も副院長の松井淳hが指導しており既に4人の方がその資格を取られ救急の現場で実際に行っておられます。

われわれの規模の施設でいかに救急患者さんに対応するかは大変難しいことも多いのですがわれわれの救急医療にたいする姿勢については昨年の救急医学会で当院の榊原脳神経外科部長がワークショップ「救急医療を考える −明るい未来を拓くため今−」で発表し注目をいただきました。その内容が日本救急医学会雑誌の本年9月号に発表されましたのでそのコピーをお手元にお配りいたしております。ご興味のあられる方はぜひご一読いただきたく存じます。

このように救急医療を高いレベルで維持するためにはそれにふさわしい医療設備が必要です。最近われわれの病院では、MRI, CT, 血管撮影装置を最新のものに入れ替えました。また今月にはX線透視装置も最新のものに入れ替えます。本日のセミナーの初めにそれらの装置の優れた点について検査部長・放射線技師長の渡里のほうからお話をさせていただきます。

また従来から行ってまいりました地域連携の仕事をさらに明確にし、充実させるため、地域連携室を独立した形でつくりました。このことを含めて当院の地域医療へのとりくみを看護部長・地域医療部長の横尾のほうからお話させていただきます。また、簡単なコーヒーブレイクの後で、当院の吉野整形外科部長より当院整形外科が力を入れております人工膝関節治療について「人工膝関節の最前線」と題しまして口演をさせていただきます。

わずかな時間ですがわれわれの病院の現状を少しでもご理解いただければ幸いでございます。また、いろいろな点でまだまだ不十分なことの多い病院でございますので、この機会に是非ご批判、ご意見、ご要望などお聞かせいただければ有難いと存じております。
何卒よろしくお願い申し上げます。これをもちまして開会のご挨拶とさせていただきます。

セミナーにご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。これからも京都九条病院の情報を広く発信し、さまざまな医療施設、また医療関係者の方々との交流を深めていきたいと考えておりますので何卒宜しくお願い申し上げます。
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