私の趣味が音楽で、現在もアマチュアオーケストラでホルンを吹いていることは、既に
このコーナーの第4話やわれわれの病院の広報誌である「讃歌」でもご案内させていただきました。そんなわたしの夢の一つが京都九条病院で入院中の患者さんや外来の患者さん、またそのご家族にわれわれのやっているオーケストラのメンバーによる院内コンサートをすることでした。そしてついに今年(2006年)の7月15日(日)の午後2時から院内のリハビリテーション室で開催することができました。この企画をするにあたっていろいろな思い入れがありましたが、その一つはアマチュアといえど質の高い本当のクラシックを聴いていただきたいということでした。そして、演奏する場所とお聞きいただく方々のことを考慮し、わたくしの所属するオーケストラのメンバーにお願いし、バイオリン2人、ビオラ1人、チェロ1人、ホルン2人の編成にしました。私をいれてこの中の3人は医師で、あとの3人もなんらかの理由で京都九条病院にはゆかりのある人たちでした。次に曲目をどうしようか、かなり悩みました。聴きにきていただく患者さんにはかなりのご高齢のかたもおられるし、クラシックが嫌いなかたもおられるでしょう。しかし、とにかくクラシックはやってみよう。それならモーツアルトと思いました。今年はモーツアルト生誕250年の記念の年にあたります。また最近モーツアルトの音楽が「癒しの音楽」といわれ、さらに身体の免疫力を高めるといわれたり、脳の神経機能の改善につながるなどといわれているからです。その中にはホルンの入る曲もあります。でもクラシックだけではお年寄りの患者さんはつまらなくなるだろうと考え、むかし懐かしい日本童謡のメドレーを、やはり同じオーケストラでバイオリンを弾いている女性で、音楽大学の作曲科を卒業された方にその編曲をお願いしました。快くお引き受けいただき、先のメンバーにあったオリジナルの童謡メドレーが生まれました。また、最後は皆さんに大きな声で楽器の伴奏に合わせて童謡を歌っていただこうと時節柄「たなばたさま」と「われは海の子」を準備しました。結局プログラムは次のようになりました。